派遣社員 労災保険

派遣社員は労災保険の対象になる?

派遣社員でも契約社員でも、例えパートでも、就業中や通勤中、勤務からの帰宅途中にケガを負った場合は、正社員と同様に労災保険の適用を受ける対象になります。

労災保険とは、正式には「労働者災害補償保険」という名前で、労働者が勤務中に負傷した場合に国が補償してくれる制度で、保険料は全額会社側が支払っています。

この労災保険、直接雇用の場合は手続きは簡単なのですが、派遣社員の場合は雇用関係が複雑なので、話は単純ではありません。しかし、正当な補償を受けるために、しっかり覚えておきましょう。

もしも、派遣社員がケガを負ってしまった時は、まずは速やかに派遣先の会社に連絡しましょう。仕事ができなくなるわけですから、派遣先への報告を最優先させるわけです。

派遣会社への連絡は、通常は派遣先の会社がしてくれます。治療は、できるだけ派遣先の会社が指定する病院で受けた方がその後の手続きはスムーズに進むでしょう。

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労災申請の手続き

労災申請のために必要な書類は派遣会社が用意し、手続きも派遣会社が行ってくれます。

ただし、3日以上に渡って欠勤する必要が生じてしまった場合は、「死傷病報告書」という書類を別途、労働基準監督署に提出しなければなりません。

派遣先の会社、派遣会社、そしてもちろん派遣社員も現金を負担する必要はありません。治療代は無料である他、3日以上欠勤した場合は「休業補償給付金」が受給できます。

この給付金は、定時で働いた場合の賃金の約6割に相当する金額になります。もらえるものはしっかりもらわないといけませんね。

ただし、派遣先の会社にとっては、労災を申請すると労働基準監督署にその事実が知れることになり、事態の大きさによっては立ち入り検査を受けなければならないケースもあるということで、特に派遣社員に関しては労災申請に対して消極的な場合もあるようです。

それでも、しっかりとした知識を持って話をすれば大丈夫ですので、もしもの場合に備えておきましょう。詳しくは派遣会社に問い合わせてみて下さい。