薬剤師の仕事内容
求人情報をチェックしていると「薬剤師」という言葉をたくさん目にするのではないでしょうか。相変わらず就職難が続き、転職を希望する人も多い世の中、気になっている人も多いと思います。ドラッグストアや調剤薬局の増加により、需要は増える傾向にあるようです。
薬剤師という職業は比較的収入が安定しており、国家試験の合格者の6割が女性。看護士に女性が多いのと同様、患者に対してきめ細かなサービスを行うこの職業は、女性に人気の職業といえるでしょう。
病院や薬局に出かけると、それぞれの症状に合った薬を処方してくれるのが薬剤師です。単に医師が作った処方箋の通りに薬を処方するだけにとどまらず、それぞれの患者の体質やアレルギーに気を配って薬の使用に問題がないか確認し、必要に応じて医師に相談すること。医師と連携する能力が求められますね。

また、薬を正しく使い、副作用の起きることのないよう、薬の使用法について患者に指導する役割も担っています。在宅患者の元へ出向いて薬について指導したり、薬を管理している場合もあるようです。他にも自治体の職員として薬事行政に携わったり、企業の研究員として働いている人もいます。
出された処方に基づいてただ薬を用意するだけでなく、患者に合わせたきめ細かい対応が求められるため、必要な知識もとても高度です。
薬剤師になるには
薬剤師になるためには、毎年3月におこなわれる薬剤師国家試験に合格し、免許を取得することが必要ですが、この国家試験は残念ながら勉強すれば誰もが受けられるものではありません。
薬学課程のある4年制大学(2006年からは6年制になりました)を卒業する、もしくは卒業見込みを得ることが受験資格。外国で薬学の学校を卒業するか、外国で薬剤師免許を取得した場合も同等と認められる場合があります。
国家試験での試験科目は多岐にわたります。基礎薬学、衛生薬学、医療薬学、薬事関係法規および薬事関係制度で合計4科目。晴れて合格し、申請すれば免許が取得できます。
医療関係なので高収入が期待できそうな気がするかもしれませんが、安定しているものの昇進は少ない場合が多く、就職する先でかなり違いもあります。6年間も大学で学ばなければいけませんので、結局は自分に向いているか、が一番大事なのではないでしょうか。
薬剤師は人々の健康を守る大事な仕事。だからこそ、ただ薬品と向き合うのではなく、機転が利いて、コミュニケーション能力の高いことも求められます。年々医薬分業がすすみ、ますます薬剤師の役割も重要になっていくのではないでしょうか。

